
神倭伊波礼琵古命(かんやまといわれひこのみこと/後に神武天皇と呼ばれる事になる)。
この地で、長髄彦(ながすねひこ)なる人物の大軍に妨げられ、一時撤退した事が古事記や日本書紀の神武天皇の巻で読み解けるのだそうだ。その決戦の地は、現在の大阪府東大阪市日下(くさか/ひのもと)であると。
その後、敗退した神倭伊波礼琵古命軍は、紀伊半島を迂回して東を背に再度長髄彦軍に、戦いを試み、そして勝利を手にする訳です。
戦勝祈願とでも言うのでしょうか、神津岳山頂の開けた所(ここには現在も枚岡神社奥宮がある)で、大磐境を設けて奉祀した事から、この地にあった平岡大明神が日本の歴史上最初の神社と言われる所以なのです。
後に、この開けた所に平岡大明神(現在、社名は枚岡神社/河内國一宮)を建立し、天児屋根大神(あめのこやねのおおかみ)と、比売大神(ひめおおかみ天児屋根大神の后神)を祀りました。
その後、社殿は麓に移され、静寂さを保ちながら厚い信仰を受け現在に至っています。
後に住吉大社建立のときには、ここ枚岡神社から天児屋根大神と比売大神の二神を分霊し奉斎します。
その後、春日大社からは武甕槌大神(たけみかつちのおおかみ)と、斎主大神(いわいぬしのかみ。別名/経津主神ふつぬしのかみ)を分霊していただき、第一殿に天児屋根大神、第二殿に比売大神、第三殿には武甕槌大神、第四殿に斎主大神を祀っていると言う訳です。
実は、ここで登場する「長髄彦(ながすねひこ)」なる人物は、私の生まれ故郷の古文書に出て来ます。神武東征に破れた後、ここ津軽(東日流とも言う)まで落ち延びたという内容です。
以前より気にかかる人物であり、ここ東大阪に越して来て再びこの名前を目にする事になりました。
で、全く興味のなかった古事記云々などと言う、訳の解らぬ書物に興味を抱いてしまったと言う訳です。
勿論、勝手な想像の世界でして、色々と結びつけていく楽しみと言う事でしょうか^^;;
今後の展開や如何に・・・。
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- 2009/03/27(金) 23:06:10|
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調べれば切りがないのですが、近年、「邪馬台国」に由来するかの如く囁かれ始めた恩智明神大社は「元春日」などとも呼ばれています。
ロマン溢れる境内脇には、弘法大師に縁のある「清明水」もあります。
古くより天候を予知する清水として知られ、雨の降る前になると赤茶の濁水が流れ出るという不思議な井戸です。
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- 2009/03/16(月) 01:04:20|
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この子は「ダイヤ♀」。
もう、8年8ヶ月も生きています。
白内障を煩っていますが、元気で飛び回っています。
野生の血が騒ぐと、暴れ回りますが普段はおとなしいかわいい子です。
動きが速いのですが、時々、ご覧のようにマクロレンズでも撮影させてくれます^^;;;
【Canon40D SP TAMRON AF90mmF/2.8 Di MACRO】
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- 2009/03/13(金) 12:58:06|
- 野鳥
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山里に囲まれた静寂の中に金剛寺(こんごうじ)はある。
畿内河内國・河内長野市にある真言宗御室派の大本山なのだそうだ。
山号は「あまのさん」。
高野山が女人禁制だったのに対し、女性も参詣出来た為に「女人高野」とも呼ばれていました。
南北朝時代には南朝方の勅願寺とされ、後村上天皇の行宮(あんぐう)ともなったところです。
重要文化財の増長天立像と、持国天立像が楼門で訪れる人に威圧を与えている。
野鳥の声と言えばウグイスとシジュウカラが鳴き、堀に見立てた小川にはキセキレイがしきりに餌を捜している。
豊かな自然を感じながら、まだ蕾の桜並木をくぐり抜け帰路につきました。
【増長立像 楼門】
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- 2009/03/09(月) 23:47:29|
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在庫からですが、この時が初見でした。
名前に「サギ」というのが入っているので、飛んでいる羽の動きに違和感を感じました。
本来サギ類は、ゆったりとした飛びです。なのに、この子の羽の動きはカモ類の動きとさほど変わりません。調べてみると、「トキ科」になっていました。
「成る程、納得^^;」
しかし、何故に「クロツラヘラトキ」に成らなかったのかが不思議です。
神さんは「白かったからやろ^^;」んーーっ--;;
これもまた納得^^;;せざるを得ませんでした。
【くろつらへらさぎ 大阪南港野鳥園】
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- 2009/03/06(金) 00:29:22|
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