
杉木の大樹が参道脇にそびえ立ち、ここは空気というか雰囲気がちがう。
葛城山・金剛山の中腹に広がる高原で 、大和平野を一望できる見晴らし良好の場所です。
高天原は、古事記に登場する神たちが住むとされる地です。

神話で活躍するタカミムスヒノカミが祀られた高天彦(たかまひこ)神社が 、なんとも言えぬ神秘的なムードを漂わせながら鎮座している。
江戸時代初頭までは、この地が高天原史跡だと言われていたのだからたぶんそうなのだろう。
以後、諸説はいろいろあるのだが、この地を支配していた葛城連が王国「葛城王朝」として君臨していたのでしょう。日下の盾津を撤退した神武軍は、熊野を平定後この地で葛城族を味方につけて、再び宿敵登美王国を目指すのです。
【たかあまはら・たかまがはら 奈良県御所市】
テーマ:史跡・神社・仏閣 - ジャンル:写真
- 2009/07/19(日) 01:27:50|
- 史跡探訪
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