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色温度

NS1002.jpg
【夢コラム】よく出逢うシーンです。水面に紅葉が映り「ああ、何と美しい」などと戯言を言いながら撮った。しかし、よく見てみると被写体は青く被り、綺麗なオシドリの色は何処かへ飛んで行っています^^;「どうしてだろう?」「なんか変^^;;;」となるわけです。
 メーカーは、AWB(オートホワイトバランス)を機能として搭載しているので、販売店のほとんどは「AWBにセットしておけば大体OKです^^」と言って販売してしまいます。この説明は何ともやるせないですね。
で、写真左は、何時ものようにAWB設定で撮りました。モニターを見ると被写体には思いっきり青が被ってしまいました。
これが、AWBの欠点です。画像処理エンジンは、全体の色を平均化しようとします。
水面に映る紅葉の黄の色が画面全体に占める割合が多いため、Y(黄色)を押さえ、反対色のB(青色)を多くして、全体を平均化しようと計算したのです。結果、このようにとんでもなく青味の強い写真になってしまったと言う訳です。
 「これはまずい^^;;」と焦った夢太郎は、色温度設定を5000K(ケルビン)にマニュアル設定しました。これでもまだ紅葉の色は、見た目よりも鮮やかさに欠けています。
しかし、もうここまでくれば納得の範囲にしても良いのではないでしょうか。
後は、現像ソフトでチョイチョイぐらいですみますから。
「AWB」、なぜこんなものをメーカーは考えたのでしょうかね。

IMG_3033.jpg
この写真は、対岸にある紅葉樹木に太陽が当たるのを待って撮りました。
鮮やかさが増した色を、PS(フォトショップ)を使って「強調」してみました。
【いろおんど】

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真

  1. 2009/11/23(月) 01:15:06|
  2. 野鳥
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

vivi_kotaさん、こんばんは。

何時もありがとうございます。河北の状況が気になり、ほとんどおジャマ状態です^^;
仰る通りで、AWBで撮り現像するので良いと思います。
ただ、レベルを相当動かすので、ノイズなどが目立って来ますし、個々にレベルが違いますから、調整に時間が掛かってしまいます。色温度を5000Kとかに設定すると、濃度以外のカラー補正は、「全コマに適用」で一度に済みます。って、してますよね^^;失礼。
私の場合は、現場へ到着すると40Dを使っているのでC1=2500-F5.6ISO800(上空に現れるであろう猛禽用として)・C2=800-F6.3ISO640・C3=2000-F8ISO200などと、モニターを見ながら予めセットします(もちろん、予測されるシーンで記憶させます)。
ほとんどの撮影はAv設定です。時々、C1設定の出番があります。
上空に現れる猛禽に、すばやく対応出来るので「C1セット-撮影」です。ただし、ボケて中々使い物になるのがありませんけど^^;;露出だけはバッチリきます。
  1. 2009/11/24(火) 23:00:35 |
  2. URL |
  3. 夢太郎 #yCpkrOOg
  4. [ 編集]

温かい感じでこの処理もいいですね。今度こんな状況になったら真似させていただきます。

でも、撮影時に色温度を意識して設定することは経験が少ない私には難しすぎます。
出力の色合いが想定できません(笑)
AWBで撮ってRAW現像時に色温度調整するのが定例パターンです。
でも、複数の同様画像を処理すると簡単に一致しないんですね。
少しの光の変化をAWBが反応してしまうんでしょうか。

50Dがドック入りしているので古いNikonのカメラを持ち出しているんですが、
ビックリするほど青かぶりしています。
RAW現像での処理では間に合わなくてレタッチソフトで白点のRGBで調整してます。
でも、空の色や海の色が変に青い場合があります。
これはこのカメラの色付けなのか、WBの処理が古い技術なのか判りませんが。

Webに乗せる画像などは面倒なので簡単にすましてしまいますが。
  1. 2009/11/24(火) 19:50:08 |
  2. URL |
  3. vivi_kota #g1ZuIEBw
  4. [ 編集]

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